Googleのビデオ通話を行うためのアプリケーション
インターネットを支配する企業としてGoogleがその触手を伸ばさない分野は存在せず、すべてのシェアを握ろうとしています。そして当然のようにSkypeが現在トップに立つ個人間の通話分野もその一つで、この分野では現在WhatsAppやFacebook Messengerなどのメッセンジャーやチャットアプリもシェアを得ようとしていますが、当然この検索エンジンの企業も遅れを取っていません。
VoIPプロトコルを利用したGoogleの提案
そのためにリリースされたのがGoogle Duoで、これは同じVoIPプロトコルを利用したSkypeのオルタナティブです。ここにあるAPKを持つこのアプリケーションは競合相手のサービスと比べてよりシンプルなアプリケーションとなることを目指しています。アプリの目的はより直感的に、シンプルに使用できるようになることです。
iOSとAndroidからのビデオ通話はグーグルの提供する新たなサービスに加わります。
そのためにこのアプリが最も簡単に使用することができる音声とビデオ通話アプリケーションの一つとなるための以下のような特徴を備えています。その最大の利点の一つはそのインターフェイスそのものにあり、完全にクリーンで使用を不快にするアイテムを排除し、機能の操作の邪魔になる要素が一切ありません:
- 友達や家族とのビデオ通話を一つのボタンからすぐに開始できるシンプルなインターフェイスを備えています。
- 動画の画質はより優れておりより安定した快適な通話を行えます。
- アプリケーションはマルチプラットフォームでありどんなスマートフォンからでも利用することができます。
- リアルタイムのプレビュー機能は通話に答える前に誰からの着信か確認することを可能とします。
Skypeの代わりになる無料オルタナティブですが…条件があります
しかしDuoの場合現在のところAndroidとiPhoneでしか使用できません。これはWindowsパソコン、LinuxやMaxなどからは使用できず、更にはブラウザなどのウェブバージョンも存在しません。実際、Skypeはこれら全てのプラットフォームから利用できます。なのでこのMicrosoftのサービスと競合する際にはこれは大きな欠点となっています。おそらくそちらのほうがダウンロードできる最高のVoIPアプリケーションとなっています。
ただし、利点として無料でダウンロード可能でアプリ内課金が存在しないという点があります。なので固定電話や携帯電話番号に直接通話を行わない場合には優れた選択肢となることでしょう。
このGoogleの動きは別の同社のコミュニケーションアプリAlloとつながっています。両方一緒でHangoutsの後継となる予定で、このAPIはサポートが終了し、この競合相手がたくさんいるメッセンジャー分野で不発に終わったアプリは終了することになります。
条件と追加情報:
- 対応OS Android 6.0.
歴史学を履修し、後に資料考証学を履修、アプリをテストし記事を書くことに関して十年以上の経験を持っています:レビュー、ガイド、記事、ニュース、裏技…たくさん書いてきましたが、特にAndroidシステムに関して書いてきました。このオペレーティングシステムの殆どを知っています。わたしの感想ではこのOSはその多機能性から最高のシステムに進化したと思います。なのでユーザーにとって最も有用と思える部分を特筆するように記事を書き、普通は忘れがちなポイントを考慮し、ソフトウェアに関して最新情報を見逃...
堀江 正一